【体験記】ザ・プリンス さくらタワー東京 エグゼクティブラウンジを正直にレビュー!2023年最新ドリンク・スイーツ・フードラインアップ

クラブラウンジ

都内高級ホテル 20〜30代におすすめなコスパ最強クラブラウンジ4選 1名あたり予算1〜2万円台にて紹介したグランドプリンス高輪のクラブフロアに宿泊して、このホテルの強みであるラウンジホッピング(3つのホテルラウンジを無料で利用可能なサービス)でザ・プリンス さくらタワー東京のエグゼクティブラウンジを楽しんできたので、提供される内容の詳細含め、正直にレビューしていきます!

グランドプリンス高輪のクラブラウンジ花雅の詳細はこちら

グランドプリンス新高輪のクラブラウンジの詳細はこちら

「ザ・プリンス さくらタワー東京」エグゼクティブラウンジ概要

当ブログオーナー「honest」撮影 「ザ・プリンス さくらタワー東京」エグゼクティブラウンジエントランス

ザ・プリンス さくらタワー東京は、品川駅から歩いてアクセス可能なグランドプリンス高輪と中庭で繋がっているホテル。このほか、グランドプリンス新高輪とも繋がっており、3つのホテルの中で最もランクが高く、宿泊料金も高いのがこのホテルの特徴。エグゼクティブラウンジはホテル内の1階に位置していて、リストランテ カフェ チリエージョの向かいにあり、かなりわかりやすい場所にあるのが印象的です。

なお、内部は3つのホテルのラウンジの中で最も狭い印象を受けたのも、伝えておかなくてはいけないでしょう。

エグゼクティブラウンジ利用条件

エグゼクティブラウンジを利用するための条件は下記。ザ・プリンス さくらタワー東京以外の宿泊でも利用できるのは、3つのホテルが中庭を中心に隣接していて、それぞれのホテルのクラブラウンジ(エグゼクティブラウンジ)を相互利用できる”ラウンジホッピング”を楽しめるから。※3つのホテルのうち、最もリーズナブルなのはグランドプリンス高輪のクラブフロアです。

・ザ・プリンス さくらタワー東京:下記いずれかを満たす人
 エグゼクティブフロア宿泊
 Marriott Bonvoyアンバサダーエリート、チタンエリート、プラチナエリート会員
・グランドプリンスホテル高輪
 クラブフロア宿泊
・グランドプリンスホテル新高輪
 クラブフロア宿泊

チェックイン時に利用説明あり

クラブラウンジの場所やサービスの時間帯など、気になる人はチェックイン時にも詳細が記載された紙をフロントのスタッフに渡されて説明を受けることができます。2023年5月の最新状況は下記。

当ブログオーナー「honest」撮影 チェックイン時に渡されるクラウラウンジ利用の手引き

本来はラウンジ内で朝食を食べることもできるものの、現在は宿泊しているホテル内(グランドプリンス高輪ならグランドプリンス高輪、グランドプリンス新高輪ならグランドプリンス新高輪内、ザ・プリンス さくらタワー東京ならザ・プリンス さくらタワー東京内)の通常朝食レストランになっています。ラウンジ内での朝食はコンチネンタルブレックファストに対し、通常レストランはビュッフェ。コンチネンタル朝食は要は簡素な朝食となるので、いろいろ食べたい人はむしろビュッフェの方が良いと思います。

ティータイム詳細

当ブログオーナー「honest」撮影 「ザ・プリンス さくらタワー東京」エグゼクティブラウンジ ティータイム

ティータイムが実施されている時間は、10:00〜17:00。このうち、スイーツが提供されるのは14:00〜。チェックインは14:00〜となるため、カードキーをもらってすぐスイーツとドリンクを楽しめるのがポイント

また、私が訪れた際は入り口に1回45分の時間制限があるとの記載がありましたが、特にスタッフが時間管理をしている姿を見ることはなかったため、あくまでお願いベース。混雑していない限りは気にせずゆったり過ごしても問題なさそうです。

混雑状況

今回宿泊したのは土曜日。テラスも内部も満席になることはなく、カクテルタイム直前以外であれば十分席に余裕はありました。なお、ホテルスタッフに聞いたところ、祝前日、祝日、土曜、日曜が最も混雑するということだったので、ティータイムであれば座れないということは滅多に無いと思います。

ただ、3つのホテルのラウンジの中で、最も混雑していたのもこのラウンジ。スイーツは補充されるものの、人気のスイーツは早めに取られてしまうので、ゆっくりゆったりくつろげる空間ではなかったです。

ドリンクラインアップ

セルフサービスで自由に好きなものを楽しめます。当日見受けられたドリンクは下記。

  • 緑茶、ほうじ茶、紅茶などのお茶類(ティーバッグ)
  • マシンによるコーヒー類(エスプレッソやカプチーノなどもあり)
  • パイン、アップル、オレンジ、トマトジュース(デルモンテの缶)、野菜ジュース、ウーロン茶(伊藤園の缶)
  • ジンジャーエール、炭酸水、コカコーラ(瓶)※これらの瓶があったのはこのラウンジだけ
  • ペプシゼロコーラ(缶)
  • ノンアルコールビール(サントリー)
  • ビール(アサヒスーパードライ、サントリー プレミアムモルツ、缶)※プレミアムモルツがあったのはこのラウンジだけ
  • 水(ペットボトル)

3つのラウンジの中で瓶でジンジャーエールや炭酸水、プレモルが置いてあったのはここだけ。このラウンジは3つのラウンジの中でドリンクのクオリティが最も高かったのが印象的です。

スイーツラインアップ

当ブログオーナー「honest」撮影 「ザ・プリンス さくらタワー東京」エグゼクティブラウンジ ティータイム
当ブログオーナー「honest」撮影 「ザ・プリンス さくらタワー東京」エグゼクティブラウンジ ティータイム

スイーツとスナックが用意されており、洋菓子系でまとめられていたのがこのラウンジのポイント。当日見受けられたラインアップはうろ覚えですが下記(日により変動あり)。このラウンジは他のラウンジよりも混雑していて、ホテル側の補充が間に合っていなかったのも押さえておくべき点です。

  • イチゴケーキ
  • オレンジロール
  • モンブラン
  • マドレーヌ
  • マカロン
  • フィナンシェ(こちらは10:00〜提供あり)
  • とろけるチーズおかき(こちらは10:00〜提供あり)
  • アマレッティ(こちらは10:00〜提供あり)
  • チョコレート(こちらは10:00〜提供あり)

カクテルタイム詳細

当ブログオーナー「honest」撮影 「ザ・プリンス さくらタワー東京」エグゼクティブラウンジ カクテルタイム

カクテルタイムが実施されている時間は17:00〜19:00。ティータイムで提供されていたスイーツが下げられ、お酒に合うおつまみ系が増えるのがポイント。また、スイーツと同じくこのラウンジでのおつまみは洋食系です。

混雑状況

18:00過ぎ頃にラウンジを訪れたところ、なんと14組待ち! こうなるとカクテルタイムが終了する19:00までに入れないのでは?と思ったので、ホテルのスタッフさんに確認。すると、19:00までに受付にある機械で順番待ちの手続きを済ませていれば、19:00以降の入場となっても、カクテルタイムのドリンクやオードブル類は提供するとのこと。ひとまず安心したものの、このラウンジは混雑しすぎていて落ち着ける状態ではありませんでした。コスパが良すぎて多くの人が利用できる状態になっているというのも少し考えなくてはいけませんね…。※混雑しすぎているし、さくらタワーの宿泊料金は他の2つのホテルと比べて高額になっているので、近い将来、他のホテルの宿泊客は利用除外となるかも?

ドリンクラインアップ

当ブログオーナー「honest」撮影 「ザ・プリンス さくらタワー東京」エグゼクティブラウンジ カクテルタイム
当ブログオーナー「honest」撮影 「ザ・プリンス さくらタワー東京」エグゼクティブラウンジ ティータイム

ティータイムで提供されているドリンクに加え、アルコール類が増えるのがポイント。種類が豊富だったため全てのラインアップは把握できませんでしたが、このラウンジが3つのラウンジの中で最も提供するスタイルがおしゃれ、かつある程度上質な酒類のラインアップが豊富だったのが印象的(紙パックのお酒を提供している安い居酒屋ではないので当然と言えば当然ですが)。当日見受けられたドリンクは下記。

  • 日本酒
  • ウイスキー(ジャパニーズから海外産まで種類豊富)
  • ジン
  • ウォッカ
  • 赤・白・スパークリングワイン
  • リキュール(カシス、カンパリ、ピーチ、マリブ)
  • ノンアルコールカクテル用シロップ

ウイスキーの種類が豊富で、ゆっくりお酒を嗜むようなラインアップなのがポイント。また、このラウンジにはノンアルコール用のシロップがあり、瓶入りのジンジャーエールや炭酸水、缶ジュースなどで好みのカクテルを作ることもできるのは高評価ポイントです。

フード類ラインアップ

当ブログオーナー「honest」撮影 「ザ・プリンス さくらタワー東京」エグゼクティブラウンジ カクテルタイム
当ブログオーナー「honest」撮影 「ザ・プリンス さくらタワー東京」エグゼクティブラウンジ ティータイム

ティータイムで提供されているスナック類に加え(スイーツ類は無し)、イタリアンやフレンチっぽい洋食系のフード類が増えたものの、グランドプリンス新高輪のラインアップと比べると、少し種類が少なくなっていました。3つのホテルの中で最も高いホテルのラウンジで期待していただけに、ここは残念だったところ。正確なメニュー名はうろ覚えですが、当日見受けられたラインアップは下記(日により変動あり)。

  • パテ・グランメール(特にこれが美味しくおかわり)
  • エビと野菜のテリーヌ(特にこれが美味しくおかわり)
  • タコのバジル風味
  • 白身魚のエスカベッシュ
  • アジの南蛮漬け

全部1人で食べると他のラウンジに行けないため、1人前を2名で少しずつ堪能。種類は少なかったものの、このクオリティであれば十分満足できます。

ナイトキャップ詳細

ナイトキャップが実施されている時間は、19:00〜21:00。カクテルタイムに提供されていたフード類はスナックを除き下げられてしまうものの、この日は混雑していたために19:30頃までフード類を残しておいてくれた点にホテルの気遣いを感じられました。

混雑状況

カクテルタイムが終了するとグッと人が減り、いつでも自由に出入りできる状況になりました。ホテル内や周辺の食事どころで夕食を済ませたあと、軽く飲み直す場所としても有効に活用できると思います。※私は3つのラウンジを巡ってすでにお腹いっぱいだったため、ホテル内レストランなどの利用はしませんでしたが。

今回の宿泊費用

今回は一休.comのタイムセールを見受けて価格が高騰する土曜泊だったのにも関わらず1名あたり約17,000円で宿泊できました。※宿泊したのはグランドプリンス高輪の方です。

総合評価:5段階中4点、ザ・プリンス さくらタワー東京泊なら残念な1点

実際に宿泊してきて個人的な総合評価は、1名あたり2万円以下で泊まれてラウンジ内でのフードやドリンクで夕食も済ませられ、都内でのホテルステイを満喫できたので、コスパの良さも鑑みて5段階中4点。「絶対に泊まるべき」ではないものの、「ホテル滞在で非日常を味わいたく、ある程度上質を求めつつも予算を抑えたい時の候補先に挙げておく価値がある」ホテル。

ただ、今回宿泊したのはグランドプリンス高輪のクラブフロアで1泊1名あたり17,000円だったからこそ。ザ・プリンス さくらタワー東京のエグゼクティブフロアは1泊1名あたり50,000〜60,000円となる日もあるため、混雑して好きな時にラウンジを利用できないことも考えると、コスパは最悪と言えるでしょう(実際に私たちの後に並んでいた欧米系の人たちは、さくらタワーに泊まっている方達だったらしく、英語で何故この上に泊まっているのに入れないんだ?的なことでホテルのスタッフにクレームを言っていました。さくらタワーに泊まっていたら私でもそう思います。)。お得にこのホテルのラウンジを利用したいなら、このホテルには泊まらず、グランドプリンス高輪またはグランドプリンス新高輪に泊まることを強くおすすめします。※泊まる部屋のクオリティはさくらタワーが最も良いのは当然ですが、それにしても1名50,000円以上なら、他のラグジュアリーホテルに泊まることをおすすめします。

また、グランドプリンス高輪の記事でも記載しましたが、ラウンジ内は基本的に全てセルフサービス、カクテルタイムは並ぶこともある、安いお酒ではないけど高級でもないお酒類など、1泊1名あたり30,000〜50,000円以上するホテルのクラブラウンジと比べると、質は落ちるのは事実です。この点は期待感を間違えないように注意しつつ、是非ホテルステイを楽しんでみてください。

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